『作るチェンマイ生活日記』から日本へ場所を移し『大地の借り暮らし日記』続行中です。
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シルクスクリーン

ずっとできそうでできなかったシルクスクリーンに一歩踏み出すことができた。シルクスクリーン工房や講座はやりたいと思い出す度にネットで検索してきたが、自分の身の丈に合いそうな所はなかなか見つからなかった。でもやっと、ここで。と思えたのが千駄木にあるHOW HOUSEさんのワークショップで、こんなとこあったらいいなと思ってたよ。というスタイルのお店。ワークショップの内容も濃かったな〜。疑問に全て答えてくれた。

 

持ち込んだのは、チェンマイナイトバザール時代にたくさん作ったTシャツの復刻版を目指して、大地のロゴにもなっているあのデザイン。目の前に出来上がったのを見ると、わたしにとっては、デジャヴみたいな不思議な感じ。まわりには「懐かしい」と言ってくれる方、それからまた「なに?コレ」という新しい反応も。

 

最近、「簡単にできる」とか「すぐできる」とかがうたい文句の講座があふれていることに疑問を感じる。簡単ですぐにできるのがいいのか?難しくて時間がかかるものの方がいいと思う。

 

ゆくゆくは無地の布地に模様を刷りたい。

 

八王子手仕事アートマーケット

このマーケットには、日本に帰ってきた最初の頃からお世話になっていて、たくさんの出会いを演出してもらった気がする。今回は1年ぶりの出展で、古いお客さんと再会!という場面が何回もあった。

発泡ビーズ

蕎麦殻シリーズのアイデアはどんどん形になってきたけど、蕎麦殻のシーズンはもう少し先。そこで、今流行の「発泡ビーズ」を使ってみることにした。初めて扱う発泡ビーズは、販売元からの説明書に「こぼれると大変面倒なことになる」と、いたる所に書いてある。よっぽどすごいことになりそうだな。と気をつけながら箱を開けてみた。ふわふわ軽く新しい感触。おもしろ〜い。使ってみて何が大変かっていうと、静電気が生じるから意図せぬ所にくっついたり離れたり。これが結構楽しいんだけど。出来上がったクッションは、軽くて蕎麦殻のような安定感はないけれど、軽いなりにいい感じで、お手玉みたいに遊ぶとか。子供が喜びそうなものに仕上がった。

藍染の布地

チェンマイから持ち帰った藍染の手織り布を思い切って使うことにした。この藍染の布は、ビルマ国境へ行く度に買い求めたもので、高価だからいつも沢山は買えず、日本へ戻る時もこれだけは持ってきた。だから、下手なものは作れない。という意識が働いて時間が経ってしまう。時間が経つと、布地は日焼けしたり湿気でもろくなったりするので、それも見ていられない。ということで、思い切って。

 

藍染の布の存在感は、格別。この色は写真では、おさまらない。今回、特に感動したのは、製作中にまとわりつく藍の匂いと布から湧き立つ煙!染めの工程で使う石灰が布に染み付いているらしく、ミシンがけするとボワって煙がたつ(ように感じる)。色はもちろん魅力的だけど、製作中の存在感もすごい。

 

マーマレード

伊豆に住む友達に会いに行ったときに買ってきた甘夏がマーマレードになった。時間も含めて全ての材料がちょうどいい分量で手元にそろっていた。

片付け 3

先週はほとんど家におらず。会いたい人々に会って充電!日常に戻る立ち上がりが遅いのはいつものことで、今日になってやっと縫い物に手をつけた。息切れしながらも、残っていた5着を縫い上げ片付け完了!終わりは始まり。明日から新しいものに手をつけられる。

進化

大地のロゴマークとして使っているバナナの木の輪切りのデザインをイベント用の立て看板にするつもりで板に転写。

下絵は写してあってので、ペンキでなぞる作業をしている。パソコンがない時代は、拡大も転写も大変だったろうなー。

看板作りに使う道具は、筆、ぞうきん、水、絵の具。小学校の絵の具セットと同じ。あの絵の具セットは一生使えるくらい完成されている。けど、小学校の時と比べると、それぞれ微妙に進化しているな。筆は、動物の毛ではなく人造毛の物が出回っていて、これが、格段に使いやすい。毛が抜けることもないし、毛先は揃っていて毛の弾力もちょうどいい。ペンキは、水性アクリルが出てきたのは最近(といっても20-30年ぐらい前?)で、水で解けるけど乾いたら解けないんだって!と驚きをもって使い始めた記憶がある。乾くと水では解けないので、パレットは食品用スチロールトレイを使うことにしている。使い捨て。

 

もうひとつ。完成されているといえば、裁縫セット。ねだって買ってもらった小学校の裁縫セットは捨てられなくてずっと屋根裏にあったのだけど、息子が使う時が訪れてうれしかった。

試行錯誤

寸法が合わない。縫い合わせてみたら5ミリ〜最大2センチ足りないところがある。2センチはさすがに無視できない。パターンがおかしいのか、裁断時に間違えたのか?とアレコレ考えながら、以前の試作品や設計図を確認しながら記憶をたどった。そうか、「サイズを身長表記に変更して5サイズ展開する」というのが、最近の課題だったっけ。裁断してあったやつは試作品だったか。やはりこっちを先に縫うことにしてよかった。パターンが確定したからこそウェブショップの方はサイズ表記を書き換えてるはずなんだけど、ココでこのズレに遭遇して困惑した。図面上は合っているのに、なんで合わない?図面から実物にするとわかることは多い。

大きい原因は、縫い代が少なすぎたこと。それから、図面での数ミリのズレ、縫う時のズレ、布の厚さなども関係するから総量にすると大きくなる。なるほど。パターンを修正し、結果、昨日縫い上げた1着はやり直し。工程も記憶も行ったり来たりの日だった。

片付け 2

裁断した後、縫うのができていなかったものを縫い上げた。気分が軽くなった。冬物なので後回しにするのが正解なのだけど、これが終わらないと次が始まらないような気がした。終わりが始まり。

今日の出来高5着。あと6着ある。裁断したあと今になるまで縫えなかったのはなんでなんだろう。とか、考えながら縫っていた。


片付け

一段落ときたら、片付け。見ないことにしていた引き出しの中が片付いたので次は、アイデア半ばの作品を完成させる企画。まずは、上面だけ出来上がっていたモチーフ編みの座布団に高さを付けて立体に。想像通りの形になった。毛糸の色を選べばもっと可愛くなると思う。

作り方の本の通りに作って、なぜかうまくいかない時もあるけど、本から外れてうまく行く時もある。

 

中身は蕎麦殻。この質感と伝統も気に入っているし、地元で手に入るところもいい。頭の中にいくつか作りたい形があるので蕎麦殻シリーズとして展開できそう。